葬儀は一体誰の為にあるのか

万人に平等に訪れる死という現象

人は生まれたら、必ず死が訪れる。
どんなに裕福でろうと、優秀であろうと、死を回避出来た人などこの世に存在しない。
これだけ医療が進む現代社会においても、死なない薬、死なない手術なんて無いのだ。
では、人が死んだらどうなるか。
死後の世界があるという人や、死んだ自分の姿を魂となった自分が見ているという人もいる。
が、実際はどうかなんて分からない。
あるのは遺された人の悲しみと、それを受け止めるための儀式の必要性だけだ。

お葬式の様式は実家の宗教に従って行われる

葬儀の様式は、宗教によっても異なる。
突然死でない限り、ある程度お墓の話や葬儀の話は行われることが多い様だ。
常日頃から、神様仏様に熱心に祈りを捧げる人を除いては、親の代から続いた宗教でそれなりの葬儀を行う。
例えば、生前に、葬儀はこうして、ああして、それからこうでないと嫌だという細かい指示が合った場合、世間一般はどうしているのだろう。
見栄え良くしたいから、花はケチらず量は沢山、華やかな色のを派手に飾ってとか、骨壺は品良く光沢があって柄もある方が良いとか、沢山のお友達に来てもらうはずだからお焼香の台は最低3つは用意してなどなど。
これって、死がそう遠くない生きている人間の希望でしかない。

身の丈にあったお葬式を選ぶのが良いでしょう

おおよその折り合いはつけるのだろうけれど、いざ人が死ぬと故人がかつて口にした事を思い出した人達は最後じゃないか、せっかくだから奮発して故人の希望通りにしよう、となりかねない。
残された人間は、悲しみに暮れる間もなく、資金のやりくりに翻弄される事になるのではないか。
では、どのような葬儀が良いか。故人が成仏できる様に弔うこと。
残された人達が故人を偲び、亡くなった事を受け入れ、気持ちを持ち直す事ができること。
これが出来れば完璧ではないか。
誰も見た事の無い神様仏様に、もう姿の無い故人の成仏を任せる為に、何百万も支払うこと程、謎なことはないように思う。

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